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広重旅日記
If Deploy Now existed in 1833 —もし1833年に、ロリポップデプロイナウがあったら。
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日本橋箱根鞠子鳴海庄野
A Travel Blog from the Tokaido Road — Utagawa Hiroshige, 1833

日本橋、出発。

絵師・歌川広重、東海道を歩いて京へ。
五十三の宿場から、その日の景色をその日のうちに。

東海道五十三次 日本橋
東海道五十三次 日本橋 — The Met (CC0)
日本橋から京まで、
歩いて十三日。TOKAIDO, 1833 ── 広重、三十六歳の旅
この景色を江戸の皆に見せたいが、
版行にはもっとかかる。
歩く旅は、十三日。
だが景色を届けるのは、いまは 5 分でいい。npx lolipop deploy
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道中記Fifty-three Stations, One Blog

五十三次より、道中の八篇を抄出 ── 絵はすべて広重本人の筆です
東海道五十三次 日本橋
日本橋 — The Met (CC0)
一日目NIHONBASHI 天保四年 弥生 朔日 道中

日本橋。旅は、朝飯前に始まる。

夜明け前の橋の上、大名行列と魚河岸の連中で早くも大混雑。江戸の朝は橋から始まる。ここから京まで、百二十里。

歩数 三万歩草鞋 一足目
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東海道五十三次 箱根
箱根 — The Met (CC0)
三日目HAKONE 天保四年 弥生 三日

箱根。坂、ずるい。

天下の険とは聞いていたが、聞きしに勝る。上っても上っても、まだ上り。湖が見えた瞬間だけ、脚の痛みを忘れた。

晴のち霧峠 標高八百丈(体感)
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東海道五十三次 蒲原
蒲原 — The Met (CC0)
五日目KANBARA 天保四年 弥生 五日 雨の日

蒲原。雪。誰だ、東海道は温暖と言ったやつ。

音が全部、雪に吸われて消えた。宿の者も驚くほどの大雪。悔しいので、静けさごと一枚に写しておいた。

筆が凍る甘酒 二杯
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東海道五十三次 鞠子 名物茶屋
鞠子 名物茶屋 — The Met (CC0)
七日目MARIKO 天保四年 弥生 七日 宿めし

鞠子。とろろ汁、どろどろ。うまい。

梅の咲く茶屋で、名物のとろろ汁。麦飯にかけて、かき込む。三杯目でようやく箸が止まった。旅の脚は、めしで治る。

とろろ汁 三杯店の子が可愛い
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東海道五十三次 鳴海
鳴海 — The Met (CC0)
九日目NARUMI 天保四年 弥生 九日 失敗談

鳴海。名物の絞り、買いすぎた。

店先に吊るされた有松絞りが、風で揺れて水面のよう。土産にひとつ、と思ったのが運の尽き。荷が増えた。

散財荷 +一貫目
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東海道五十三次 庄野
庄野 — The Met (CC0)
十日目SHONO 天保四年 弥生 十日 雨の日

庄野。夕立に全力で走った。

空が急に暗くなり、次の瞬間には土砂降り。駕籠かきも旅人も、みんな坂を駆け下りた。走りながら思った。これは、描ける。

夕立全身ずぶ濡れ
── 絵に触れると、あの夕立がもう一度来ます
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東海道五十三次 石部
石部 — The Met (CC0)
十二日目ISHIBE 天保四年 弥生 十二日 道中

石部。京はもう、すぐそこ。

茶屋の縁台で、旅の者どうし「あと二日ですな」と笑い合う。脚は棒だが、筆は軽い。描き溜めた画帖が、ずっしり重い。

画帖 残り三丁
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京の街路
Street in Kyoto — The Met (CC0)
十三日目KYOTO 天保四年 弥生 十三日 道中

京、着。

橋を渡れば、都。振り返れば、歩いてきた百二十里。この旅の景色ぜんぶ、江戸で待つ皆に見せたい。
── だから、この日記を書いている。

草鞋 五足目旅、了
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景色は、その場にいた者だけのものじゃない。
届けた先で、もう一度旅になる。
── 広重旅日記・むすびより
And now, it's your turn

十三日歩いた景色も、届けるのは5分

旅の記録も、日々の記録も、書いたその日に世界へ。
このブログもAIがコードを書き、5分で公開されました。

hiroshige@tokaido — zsh
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関所も、版元の許しも、もういらない。
必要なのは、見せたい景色と、ひとことだけ。